書くことが生きること。時代を変えた女性作家の人生と友情の物語
ローバ・ミッキーの「映画を通して、恋愛力アップを」 写真出典&Reference: https://www.moviola.jp/violette/ 書くことが、生きること。 DVD『ヴィオレット -ある作家の肖像-』 1940年代のパリ。 実在の女性作家 ヴィオレット・ルデュック(エマニュエル・ドゥヴォス )と、彼女を支えつづけた ボーヴォワール(サンドリーヌ・キベルラン )の関係を軸に描かれている。 1907年、 ヴィオレットは私生児として生まれる 。 あるきっかけで、ボーヴォワールに才能を認められ、戦後間もない1946年に 女性として初めて、自身の性を赤裸々に書いた「窒息」を出版 。 だが 社会からは受容されなかった 。 傷心の彼女だったが、 ボーヴォワールの支えによって再びペンを取り、 新作「私生児」を描き始める 。 そんな親密な関係から「 ボーヴォワールのガールフレンド 」と呼ばれていたが、 ヴィオレットの情熱とボーヴォワールの冷静さ が興味深く描かれている。 どんな関係であれ、 女性同士助け合いながらお互いに成長する理想像 が色濃く描かれている。
★マルタン・プロヴォ監督/フランス/139分/2015年5月公開 ★ 公式ホームページ https://www.moviola.jp/violette/ ★今週上映中のオススメ映画。 1894年。ユダヤ系のフランス陸軍大尉ドレフュスがスパイ容疑で終身刑を言い渡された「ドレフュス事件」。 彼の冤罪を晴らそうとする実話『オフィサー・アンド・スパイ』 https://longride.jp/officer-spy/
フィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ監督がプロボクサーを目指して日本からフィリピンに渡った青年の実話を基に描いたヒューマンドラマ『義足のボクサー GENSAN PUNCH』 https://gisokuboxer.ayapro.ne.jp
★ ミッキーの毎日・映画三昧 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net 映画好きが高じて年間500本以上を映画館、国内映画祭、試写室で観ている年金満額&後期高齢者の ローバ・ミッキー です。週1回ほど映画を通していろいろな「人生&恋愛模様」を語っていきます。