女性は若い方がいい?そんな呪縛とはサヨナラを!
第8回 女性のヘルスリテラシー向上を目指して! 女性は若い方がいいという呪縛とはサヨナラを ひと昔前は、クリスマスケーキとかいって女性は25歳までに結婚しなきゃとか、女性は若い方がいい、なんて失礼なことを良く耳にしました。 年増とか、お局とか、よく考えると失礼な言葉がたくさん! そんなことを社会で言われているものだから、実は 年齢を重ねたり更年期を迎えることを受け入れられなくて苦しんでいる女性がたくさんいる んです。 自分に起きている変化を受け入れられず無理なダイエットをして体調を崩したり、調子が悪いのにがんばっちゃったり、そんなセカンドライフ世代からの悲鳴が聞こえてきます。 自分力を高めて今の自分に自信をもって! 日本人は特に「いい子」になることが一つの目標として育っていきます 。 親にほめられるいい子、先生にほめられるいい子、社会がよしとするいい学校いって有名な会社にはいって結婚して子供を2人産むのがいい子、みたいに。 社会の「いい子」に従ってきて、ふと気づいたら、自分が置き去りになっているなんてことありませんか? 自分はどう思っているのか?自分はどうしたいのか? 大事な自分が置いてけぼり 。 そうすると、「女性は若い方がいい」という呪縛もなんだか重くのしかかってきます。 年齢を重ねるたびに、自分の年齢を言えなくなったり、少し若く年齢を言っちゃったり。 若く言われると嬉しかったり。 でも、 自分を大切にして自分力を高めていくと、周りの声はだんだんどうでもよくなります 。 自分がいちばん大切。 そうすると自分らしい選択や行動ができるようになって、それを積み重ねた今の自分がいちばん好きになれます。 「女性は若い方がいい」なんて失礼な言葉もだんだん聞こえなくなります。 自分を大切にする1歩目:若いころに戻ろうとせず、今の自分を受け入れて 自分力を高めていくのにまず必要なことは、 今の自分を受け入れること です。 体力、体型、お肌、視力、、、更年期以降いろいろなところが変化をしていきます。 若いころに戻りたいと思って努力をする方が多いのですが、そもそも身体が変わっているので戻すのは並大抵の努力ではできません。 でも 戻す必要があるのかしら? 今の自分やこれからの自分がやりたいことって? そのために必要なものは何だろう? ぴっちぴちのボディがなくても、つるつるのお肌がなくてもできたりしませんか? 今の自分を受け入れて愛してあげてください 。 お肌がちょっとかさかさしてるかもしれないし、着れなくなった服がたくさんあるかもしれない。 でも 自分らしく輝いている人はステキ 。 自分を大切にして、自分らしさを際立たせていくことで魅力を増していきませんか? 北奈央子(きた・なおこ) 株式会社ジョコネ。 代表取締役。 グローバル医療機器メーカーにて10年以上マーケティングのキャリアを積み、自身の経験から女性のヘルスリテラシーをライフワークに研究、活動を展開。 NPO法人女性医療ネットワーク 理事、聖路加国際大学大学院にて女性のヘルスリテラシーの研究中。 早稲田大学理工学部卒業・修了。 著書: 『 女性がイキイキと働き続けるためのヘルスリテラシー 』 (セルバ出版) ・ジョコネ。SNSアカウント: Facebook / Instagram ・北奈央子さんのTwitterは こちら
