「伝説の女優」に学ぶ、シン・悪女のヒント♡
昭和の銀幕を彩った、キュートでセクシーなもう一人の小悪魔 元祖小悪魔系女優 と言うと真っ先に名前が上がるのが 「和製ブリジット・バルドー」 と呼ばれた 加賀まりこさん 。 その加賀まりこさんと同じ時代に、人気を二分したのが、 「伝説の女優」と言われる、緑魔子(みどり・まこ)さん です。 "緑という新鮮な色の魔性を秘めた女" という意味を込めてつけられたその名の通り、 こぼれそうなほどの大きな瞳と甘い舌足らずな声 で、数々の作品に出演。昭和の日本を魅了しました。 明るい色気と妖しさと 芸術のためなら肌を見せることを厭わなかった魔子さんは、 華奢な体ながら妖艶で強烈な個性 を放ち、ホステスや不良少女など、 セクシーで奔放な悪女的役柄を見事に演じました 。 しかし、 魔子さん自身はフランスで興ったヌーヴェル・ヴァーグを敬愛し、単なる享楽的な作品ではない、芸術的な作品を演じることを強く望んでいた のです。 そして、ついに当時専属契約を結んでいた 映画会社プロデューサーに直談判 ! プロデューサーから「そんなに嫌なら映画館の切符売りにでもなっちまえ!」と言われた魔子さん、「切符売りになります」と、 自分の信念を貫くことを選びました 。 人気や名声にしがみつかず、誰にも媚びない潔さ は、まさに 「シン・悪女」 に通じる強さですね! 1960年代後半には より深く芸術の世界に傾倒 し、 フランスの詩人・ボードレールの詩集「悪の華」にインスパイアされた写真集を発表 、今見てもその センスの良さと美しさ にはため息が出るほどです! 写真出典&Referance:「悪の華 わが性からの復権」 奔放で甘くて、ちょっとけだるい。他の女性とは一線を画す独特の妖しい魅力 。 現代にも通ずるその美しさは、 自分を信じて努力を続けた魔子さんのしなやかな強さ からくるのかもしれません。 あなたも一度、魔子さんの仕草や振る舞いから、インスピレーションをもらってみては?♡ 大人がもっと楽しい!My Happy Second Life♡ Written by Carin☆ 日本全国のショー劇場やB級スポット・ライブハウス等に旅をしている 昭和・サブカル・乗り鉄ライター。 養護教諭の免許を持ち、古着屋・美容外科・某有名アイドルのスタイリスト・ バーテンダーなど、幅広い職歴と人脈を活かした記事を執筆。 女性の元気を様々な方面から応援すべく、2022年からマイ・ハッピー・セカンド ライフにてコンテンツ/カスタマー・サクセス・ディレクターとして活動を開始。