「マリメッコ」デザイナー、マイヤ・イソラの恋と人生
ローバ・ミッキーの「映画を通して、恋愛力アップを」 旅して、描いて、恋をして 『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』 写真出展&Referance: 公式サイト
ケシの花をモチーフとした 「ウニッコ」 など、 フィンランドの国民的ブランド「マリメッコ」 を代表するデザイナーの マイヤ・イソラ のドキュメンタリー。 1927年、フィンランド南部の農場主の家に生まれる。 女の子ばかりの3人目で、男の子を強く望んでいた両親から興味をもたれない存在だった。 動物と遊んだり、紙で人形や家具を作ってままごとをして姉たちと遊んだり、のびのびと自由に育った。 写真出展&Referance: 公式サイト
1945年、17歳年上の 商業芸術家・ゲオルク と結婚。 翌年 クリスティーナ を産む。 夫とは離婚して、実母に子どもを預けて彼女はヘルシンキの芸術大学に入学。 この時から、 離れて暮らす愛娘に手紙を送り続ける 。 芸大でテキスタイルを学び、校内のコンテストに出した作品が 「マリメッコ」創始者アルミ・ラティア に注目される。それ以来2人の交流が始まる。 写真出展&Referance: 公式サイト
このドキュメンタリーは娘に送った絵葉書、それと日記などを映して読み上げるという手法でマイヤ・イソラの人生が綴られていく。 「今日、真珠色と薄い紫、淡い灰色が混ざり合った芸術と夢の街、パリにつきました。階上からピアノが聴こえてきます」「突然、悲しくなって、庭で泣いていたら、お隣の犬がぬぐってくれた」など絵を添えて送っている。 時には恋の痛手も描かれていて「 ここにはもういませんから、手紙は出さないでね 」と、また旅に出るマイヤ。 写真出展&Referance: 公式サイト マイヤは慣習にとらわれることなく、時代の最先端行く強い人だが、アートを想像する時は非常に繊細でナイーブな女性だと感じた 。 3回の結婚、結婚に至らない恋人関係等々……そのつど住む国をかえ、作風も色使いも変わる。
是非、彼女の人生を「一緒に旅する」ように映画をご覧いただきたい 。
◎ 旅することを原動力とした彼女は、その経験をエネルギーに変えて、新たなデザインを次々と生み出し、 38年間でマリメッコに500以上のデザインを提供した 。 写真出展&Referance: 公式サイト
★レーナ・キルペライネン監督、脚本、撮影/フィンランド、ドイツ/100分 ★公式ホームページ https://maija-isola.kinologue.com ★東京3月3日、名古屋3月10日公開 ★ミッキーの毎日・映画三昧 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net 映画好きが高じて年間500本以上を映画館、国内映画祭、試写室で観ている年金満額&後期高齢者のローバ・ミッキーです。週1回ほど映画を通していろいろな「人生&恋愛模様」を語っていきます。