ヨガという言葉は、サンスクリット語で、つなぐという意味です。

陰と陽、オンとオフ、体と心、昼と夜、外と内、相反するものをつないで、うまくバランスのとれた生活をするために、ヨガを取り入れてみるのはいかがでしょう。
日本でヨガ人気が高まったのは、欧米のセレブがヨガマットを抱えて颯爽と歩く姿やヨガを取り入れたおしゃれな生活スタイルに憧れて、ファッションや美容に敏感な女性たちがエクササイズとして始めるようになった20年程前です。
ヨガは、そもそも何千年も前からインドで行われてきた健康法です。
体を動かすことだけにとどまらず、食生活や考え方も含めてヨガです。
健康が気になり始めた年齢からヨガを実践する方が効果を感じやすいかもしれません。

普段、現代人は知らず知らずのうちに、呼吸が浅くなっていて、全身に十分な酸素を取り込んでいない人も多いです。
体に酸素が足りないと疲れやすかったり、頭痛を起こしたりしますね。
ヨガをして、体の隅々まで酸素を取り込み、毛細血管まで血液を流していくと、肌の調子もよくなります。
ヨガには、様々な種類のポーズがあって、それぞれのポーズで効果的に筋肉や骨・関節を使うように組み立てられています。
そのため、肩こりに効くポーズ、便秘によいポーズ等、期待する効果によってポーズを選ぶと、健康維持により効果的です。
呼吸に合わせて、ポーズをとり、体を動かしているだけで、体も心もリラックスできます。

ヨガクラスの最後に、適度な疲労を感じつつ、床にあおむけになる屍のポーズでヨガを締めくくると、頭の中を空にして無の状態になることができる、これがヨガの最終目的だそうです。
メンタルヘルスにも、ヨガは効果的です。
ヨガマットの上では、日常生活のざわざわした考えから離れ、自分の呼吸に集中して、自分の内面を見つめます。
そして、自分が抱えている悩みや重荷をそっと手放していくように意識します。
このようにヨガをしていると、穏やかな精神状態を保つことができ、何事も大したことではないと思えてきて、日常生活でももっと楽に生きられるかもしれませんね。

贅肉があったり、便秘だったりすると、心地よくヨガのポーズをとることができません。
自然と食生活にも気を付けるようになります。
自分の体質にあった食べ物がわかるようになり、新鮮な旬の食物を摂取したくなってきます。
ヨガを実践して、いつまでも若々しく、健康で、アクティブにいたいですね。

シャルテオ 大学時代にはモデルとして活動、その後フランス・パリに留学。
帰国後、外資系金融機関に勤務する傍ら、MBAやその他の資格を取得、幅広い趣味を持つ。
マラソンやロードバイクの各種大会完走、米国ヨガアライアンス・ヨガティーチャー登録、パリ・コルドンブルー料理学校料理基礎コース終了、野菜ソムリエ資格、アスリートフードマイスター3級取得。
会社員生活25年を機に退職し、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動後、コンサルティング会社を起業。
これまでインプットしてきたスキルや経験をアウトプットしていく方向にシフトしている。
東京と軽井沢での2拠点生活をしながら、自由な働き方で心豊かに、充実したセカンドライフの実現を目指している。