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ローバ・ミッキーの「映画を通して、恋愛力アップを」 傷ついた男女の距離感が絶妙 『夜、鳥たちが啼く』


写真出展&Referance:公式サイト


若くして華々しく小説家デビューした慎一(山田裕貴)だったが、その後は鳴かず飛ばずで恋人にも去られ、鬱々とした日々を送っていた。

そんな彼のもとに、友人の元妻、裕子(松本まりか)が、幼い息子アキラ(森優理斗)を連れて引っ越してくる。 慎一が恋人と暮らしていた借家の一軒家を、行き場を失った2人に提供して、自分は大家に断って離れのプレハブ小屋で寝起きするという「半同居」生活が始まった。 裕子は、時々アキラが眠ってから夜の街へ出掛けて行き、酔っ払って帰ってくる。

母親として、一人の女性として強くなろうという思いはあるが、孤独と不安な将来に彼女も苦しんでいた。 そして父親に去られ傷ついたアキラは、身近な存在となった慎一を慕い始める。

慎一と裕子はお互い深入りしないよう距離を保ちながら、3人で穏やかな日々を過ごす。


写真出展&Referance:公式サイト


『アルプススタンドのはしの方』『よだかの片想い』の城定秀夫監督が作家・佐藤泰志の同名短編小説を映画化。 ほぼ慎一、裕子、アキラの3人で紡がれている。

裕子の元夫は慎一の職場の先輩という微妙な関係も含みを持っている。 そんな2人は他人と深い関わりを避けたいと思っているが、1人では生きていけない。

だから人生を照らす小さな光(ここではアキラが架け橋となる)を見出そうとする人間の姿が、スクリーンに不器用だが眩しく浮かび上がっていた。 女性が新しい一歩を踏み出す時に、是非見ていただきたい作品。


写真出展&Referance:公式サイト

◎2023年1月には城定監督の新作『恋にいばら』が公開される。 ★ 城定秀夫監督/115分 ★公式ホームページ https://yorutori-movie.com ★12月9日公開

★ミッキーの毎日・映画三昧 http://mikki-eigazanmai.seesaa.net 映画好きが高じて年間500本以上を映画館、国内映画祭、試写室で観ている年金満額&後期高齢者のローバ・ミッキーです。週1回ほど映画を通していろいろな「人生&恋愛模様」を語っていきます。

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