大人女子のためのMy Happy Job!
最近、自分の経験を交えて話してくださいと言われることが多くなってきました。仕事でも、助言を求める側から助言をする側に変わってきたことに気がつきました。思わず、自ら口を出していることもありますが...
新人研修などない外資系企業に入社し、社会人としての基本や業務知識を教えてくれたのは、年上の先輩方や社内外の人々でした。
これからは、ますます、若い世代に向けてメッセージを伝えていく機会が増えていくでしょう。
そんな時、自分の経験や知識をひけらかし、一方的に自分の意見を押し付けるような人には、なりたくないですね。一方的な意見の押しつけは不快ですが、人を引き込むプレゼンテーションや心に響く言葉には、憧れます。
その違いは何かと考えると、それは「伝える力」ではないでしょうか。
「伝える力」とは、聞き手の立場に立って、聞き手に理解してもらえるように伝えることが出来る能力のことです。
説明しているうちに、話が逸れて行って、要点が何であったか分からなくなってくることがあります。または、情報が多すぎて、聞き手は何が重要なのか分からなくなった場合、話し手の意図は聞き手に伝わっていません。自分の意図を他人に正確に伝えるのは、本当に難しいです。
色々な場面で「伝える力」は求められます。仕事でも、仕事以外でも。
文章で伝えるのであれば、漏れなく重複ない文章を書くための思考法、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)を使うと良いといいます。漏れている情報がないか、重複している情報がないか、網羅性を再確認するのです。受け取ったメールに質問をしないと全容が分からない場合はMECEではないでしょう。他人の時間を無駄にしない、端的に明確に伝える力は、ビジネススキルの一つです。
今は、伝える手段も多様になっています。口頭か書面か、対面か電話かオンライン会議か、メールかチャットか、状況にふさわしい手段を選んで伝えることも大切です。
人生の先輩になって行くにつれて、ますます「伝える力」が問われてくると思うと、身が引き締まる思いです。
「伝える力」を磨いていかなくては!
シャルテオ
大学時代にはモデルとして活動、その後フランス・パリに留学。
帰国後、外資系金融機関に勤務する傍ら、MBAやその他の資格を取得、幅広い趣味を持つ。
マラソンやロードバイクの各種大会完走、米国ヨガアライアンス・ヨガティーチャー登録、パリ・コルドンブルー料理学校料理基礎コース終了、野菜ソムリエ資格、アスリートフードマイスター3級取得。
会社員生活25年を機に退職し、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動後、コンサルティング会社を起業。これまでインプットしてきたスキルや経験をアウトプットしていく方向にシフトしている。
東京と軽井沢での2拠点生活をしながら、自由な働き方で心豊かに、充実したセカンドライフの実現を目指している。
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