「人生の成功者」とはどんな人?
人生の成功者というと、どのような人を思い浮かべるでしょうか。
お金持ちや地位が高い人=成功者ではありませんよね。
周りの人が憧れるような、社会で活躍している人を成功者とするのであれば、そのような人たちに共通するのは「人間力」の高さかもしれません。
それでは、「人間力」とは何でしょうか。
内閣府の「人間力戦略研究会報告書」によると、人間力とは、「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」のことだそうです。
人間力を高めるには、3つの要素、
1.知的能力的要素(基礎学力、専門知識やノウハウ、論理的思考力、創造力等)
2.社会・対人関係力的要素(コミュニケーションスキル、リーダーシップ、公共心、規範意識、他者を尊重し切磋琢磨しながらお互いを高め合う力)
3.自己制御的要素(意欲、忍耐力、自分らしい生き方や成功を追求する力)
を総合的にバランスよく高めることであるとされています。
「総合的にバランスよく高める」というのがキーポイントなのではないでしょうか。
これまで仕事で関わった上司、同僚、部下、取引先の人などを思い浮かべてみると、超一流大学出身なのにコミュニケーション能力が乏しい人、みんなに好かれて良い人ではあるけれども十分な職業能力を備えていない人、能力はあるのにやる気がない人など、いませんでしたか。
自分自身もそうです。偏っています。これらの項目すべてを完璧に備えている人などいないですよね。
だから、「総合的にバランスよく高める」ことが大切なのですね。
社会人経験を通して、知的能力的要素や社会・対人関係力的要素は高めていく人が多いと思いますが、40代-50代になると、意欲や忍耐力といった自己制御的要素が低下してしまう人も少なくないでしょう。
10年後、20年後にも、仕事だけではなく、人生において、自立した一人の人間として力強く生きていくためには、時々、自分の人間力のバランスがとれているかを見つめ直してみる必要があるかもしれません。
シャルテオ
大学時代にはモデルとして活動、その後フランス・パリに留学。
帰国後、外資系金融機関に勤務する傍ら、MBAやその他の資格を取得、幅広い趣味を持つ。
マラソンやロードバイクの各種大会完走、米国ヨガアライアンス・ヨガティーチャー登録、パリ・コルドンブルー料理学校料理基礎コース終了、野菜ソムリエ資格、アスリートフードマイスター3級取得。
会社員生活25年を機に退職し、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動後、コンサルティング会社を起業。
これまでインプットしてきたスキルや経験をアウトプットしていく方向にシフトしている。東京と軽井沢での2拠点生活をしながら、自由な働き方で心豊かに、充実したセカンドライフの実現を目指している。
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