top of page

女性のリーダーシップとは


数年前に受けた女性管理職向けの研修で聞いたのですが、キャリアにおけるリーダーシップの成長過程には3段階あるとのことです。


1. 自分をリードする段階、2.周りをリードする段階、3.社会をリードする段階


今の自分はどの辺りにいるのでしょうか。


他人の指示に従っているだけでは、1段階目にさえ立っていないことになりますね。


私たちの世代以上の女性管理職は、「ガラスの天井」と言われる目に見えない障害にキャリアを阻まれ、時には、あからさまに不当な扱いを受けて悔しい思いをしたこともあったことでしょう。


日本社会や家庭では、伝統的に、女の子は優しく、愛らしく、気の利く女性になるように育てられます。


親世代、祖父母世代を見ても、父が外で働き、母は専業主婦という家庭が、日本社会の一般的な家庭のモデルとなっていて、無意識のうちに、女性は男性を支える役割であるという固定観念が植え付けられるそうです。


このような環境で育った女性がリーダーとして企業や社会で活躍するためには、世の中が変わるのを待っているのではなく、女性自身が意識をして、明確なビジョンをもって、リーダーとして成長しなくては実現しません


私には無理ですと諦めるのは、もったいないです。


たとえ自分が望むリーダーシップのレベルに達していないとしても、目指すレベルの人物をイメージして、その人のように自分を見せること、その役になりきることはできますよね。


会議やプレゼンテーションの準備はしっかりと、そして、服装、姿勢、動作、視線、話すスピード、声のトーンも意図的に使って。



自分のなりたい自分を外見から作り出すと、不思議と自信をもって振舞うことができるものです。


経験を重ねて余裕のある大人世代の女性は、リーダーのイメージに、あえて華のある女性のイメージを加えてみるのもいいかもしれません。


仕事もできて、女性としての魅力も失っていない姿は、自分の人生をリードしている賢い女性に見えますから。



シャルテオ


大学時代にはモデルとして活動、その後フランス・パリに留学。

帰国後、外資系金融機関に勤務する傍ら、MBAやその他の資格を取得、幅広い趣味を持つ。

マラソンやロードバイクの各種大会完走、米国ヨガアライアンス・ヨガティーチャー登録、パリ・コルドンブルー料理学校料理基礎コース終了、野菜ソムリエ資格、アスリートフードマイスター3級取得。

会社員生活25年を機に退職し、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動後、コンサルティング会社を起業。

これまでインプットしてきたスキルや経験をアウトプットしていく方向にシフトしている。東京と軽井沢での2拠点生活をしながら、自由な働き方で心豊かに、充実したセカンドライフの実現を目指している。

bottom of page