香道でコロナ疲れを改善!
2019年12月中国武漢市で発生したCOVID19。今年もCOVIDと一緒に3度目の年越しを迎えます。ワクチン接種も進み、もうすぐ終わりが見えてきた矢先の変異株オミクロン登場。一体いつまで??
こんな時こそ、いつもはバタバタ外出が多くて、おうち時間が少なかったあなたも、ゆったりとしたおうち時間に日本3大芸道の1つ香道を生活に取り入れてみませんか?趣味?いいえ、香道も実は、コロナストレスから解放される1つの手段です。
1.日本3大芸道の1つ香道について
茶道、華道と共に日本3大芸道の1つである香道は、聞香炉(ききごうろ)という陶器の中に温かく熱した炭団と灰をくべ、その天辺に芳香のある木片を乗せて、立ち上るほのかな薫香を楽しむ遊びです。平安時代には、宮廷で楽しまれ、室町時代の東山文化のなかで茶道や華道と共に隆盛期を迎えました。
香道の2大流派は、優雅な宮廷の流れをくむ御家流と凛とした武士作法の流れをくむ志野流の2派。
2.香りと癒しの効果
オレンジにナイフを入れた時の香り。淹れたてのコーヒーの香り。ボルドーワインの芳醇な香り。立ち上る芳香は、一瞬で心地よさをもたらします。そのような経験から、きっと癒しの効果はあるのだろうなとお気づきだとは思いますが、実際に、癒しやストレスリリーフの効果は科学的にも実証されています。
芳香はカラダとココロにどのように届き、効果を発揮するのでしょうか?
香りの分子は、鼻腔を通り、鼻の奥にある嗅上皮の粘膜層に溶け込み、嗅細胞にキャッチされることで刺激として感じ取られます。芳香は、神経伝達網を伝って大脳辺縁系へダイレクトに到達。大脳辺縁系は、記憶や感情に働きかける部位。また、呼吸や心拍数など不随意運動も司ります。大脳辺縁系に届いた芳香は、ストレスと密接な関りのある内分泌系(ホルモン)や自律神経のバランスを上手く整えてくれるバランサーの働きを担います。
3.ストレスリリーフに香道をおススメする理由
なぜ、芳香を取り入れる手段として香道が良いのでしょうか?それは、香道では、香りを嗅ぐとは表現せず、香りを聞く・聞香(もんこう)と表現します。小さな音に耳を傾けるように、ほのかに立ち上る芳香に一心に集中します。
香道は、芳香がダイレクトに脳へ信号を送り、自律神経やホルモンバランスを整えるだけではなく、瞑想の効果も一緒に体感できるメソッドです。
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