Acerca de
水泳選手ー>ダンサーー>大手通信会社ー>ウエルネスコーチ
ハッピーは心と身体から♡
パリでウエルネスコーチとして活躍中のエマ・ボリューさん
EMAさんのご職業は何ですか?
EMA:
9年前から、様々な企業でウエルネスコーチとして、社員の方のウエルネス面をサポートさせていただいています。ピラティス・ヨガを通して自分の身体と向き合い、栄養士の資格も持っているため、普段食べるもの、栄養面からもグローバルに、少しでも心身ともに良いこと・ものを取り入れてもらえよう、アドバイスをしています。
9年前は違うお仕事をしていたのですか?
EMA:
大手通信会社で仕事をしていました。仕事が忙しくて、あまり自分の時間も持てず、その結果バーンアウトをし、腎臓の病気になってしまいました。
このところ、「バーンアウト」という言葉をよく耳にしますが、自分が「バーンアウト」だという状況をどのように認識することができるのでしょうか?
EMA:
「バーンアウト」の状況は、実はなかなか自分で認識することが難しいのです。私自身、仕事でやりがいもあり、どんどん忙しくなりながらも、友達に飲みに出かけたり、プライベートもある程度充実していました。「バーンアウトなのかな?」と思い始めたのは、少しずつ太り始めたのがキッカケでした。最初は体重が少し増え始め、あまり気にしなかったのですが、洋服のサイズが変わり、「どうして太るのだろう?」と自分の食生活、毎日の生活パターンを見つめなおした時に、時間がない、ストレスを発散したいという理由から、全てを必要以上にしていたのです。「食べすぎ」、「飲みすぎ」、「出かけすぎ」。
そして最終的には腎臓関連の病気になってしまい、これではダメだと自分を見つめ直して、自分をリセットすることから始めました。
どのように具体的にリセットされたのですか?
EMA:
病院通いが続き、いろんなお薬を処方され、療養生活を数年続けました。「常に自分は具合が悪い・病気なんだ」と意識がどんどん暗くなり、精神状態がさらに不安定な状況に。これでは一生身体の調子が悪いまま終わってしまうと思い、荷物をまとめて、自然療法と向き合うリトリート施設に3ケ月行きました。そこで、自然と向き合い、きちんと食べることの大切さ、自分の身体に耳を向ける大切さを再認識・学びました。
EMAさんの人生のターニング・ポイント(第二の人生)はバーンアウトから立ち上がり、現在のウエルネスコーチになった時からと言えるでしょうか?
EMA:
私は今までの人生の中で、2回ターニング・ポイントがあったと思っています。1回目は、怪我によって水泳選手生活に終止符を打った時。水泳に生活を捧げ、いつかオリンピックに出場することを目指して毎日練習に明け暮れていたので、怪我は身体もそうですが、精神的にもとてもダメージが大きかったです。水泳選手の後、テレコム会社に勤めるまでは、ダンサーとして一時的に仕事をしていました。
2回目はバーンアウトです。しかもバーンアウトで心身ともに状態が最悪の時に、病院の部屋で元カレから別れを告げられ、(苦笑)もうどん底状態でした。
セカンド・ライフ(第二の人生)をこれから歩んで行く人、すでに歩んでいる人たちとシェアしたいことはありますか?
EMA:
以前私は水泳選手だったのですが、スポーツのおかげで私は救われました。無意識の中で、私たちは「これがやりたい!」、「これが好き!」。そんな願望があると思います。私は現在の仕事で、もともと大好きだったスポーツを軸にいろんな人と触れ合い、アドバイスさせていただく。そんな人との触れあいも大切にできる仕事が毎日できて、とても幸せだと思っています。通信会社の社員からウエルネスコーチへの転身は、すでに30歳を超えていました。学生に戻り、勉強をし、ヨガ・ピラティス・栄養士・ウエルネスコーチの国家資格を取得しました。金銭的にも大きな投資だったのですが、自分への投資は惜しまず、必ずリターンがあります!
エマさんがこれからしたいことは何ですか?
EMA:
たくさんあります!(笑)
彼ともっと時間を過ごすこと、ヨガの修行を今後も続けていくこと。忙しくなってくると、特にこのような世界状況の中で、一番直近でいうと、自分の見つめ直す時間を取ることです。
エマさんが紹介したい素敵な女性は?
EMA:
たくさんいるので、回答に困ります。私がパーソナル・トレーナーとして教えている、シルビーさんです。すでにお孫さんがいる素敵な70代の女性です。シルビーがスポーツを始めたのは、60歳を過ぎてから。現在はマラソンを完走するほどのアスリートです!
EMA BEAULIEUさんのインスタグラムはこちら♡
https://www.instagram.com/emapersonaltrainerparis/